モクバイに近づくにつれ、街がにぎやかになってきた。派手なカジノの建物が多い。
国境に着くとパスポートを回収されて入国審査を受ける。私は日本にいたときにインターネットで申請できるE-ビザというものを取得していた。このビザは申しこんだらメールで送られてきて、それをプリントアウトして入国審査時に提出するのだが、バスの中で持っているのは私だけのようだ。
でも、バスで通過する場合は、結局他の人を待たなければならないし、国境でのビザ申請は思ったほど時間がかからないのでわざわざE-ビザを申請しなくてもよかったかもしれない。
国境を越えてしばらく進むと道が舗装されておらず、でこぼこで、物凄い揺れた。こんな道を通っていてもドイツ人の女の子は眠っている。たくましい。
2~3時間バスは進んで首都プノンペンに着いた。
バスはとあるゲストハウスの前に停まった。
バスのメンバーは旅行会社の人に案内されてここに宿泊した。どうやら旅行会社とゲストハウスは提携していて、バスで来る人はみなここに宿泊するようだ。2泊だけだし、まあいいだろう。
プノンペンは首都だけあって都会だ。やはりバイクが多い。到着したのが午後3時過ぎだったので、王宮だけ見てきた。王宮だけあって立派な建物だ。
カンボジアの通過はリアルだが、実際に流通しているのは米ドルが多いようだ。一応$40だけリアルに変えた。
夕方歩いて街の中心にある独立記念塔へ行ってきた。
独立記念塔の手前に広場があり、多くの人がサッカーしたり、ジョギングしたりしていた。この光景をみる限り平和そのものだ。数年前は戦争があったようには感じられない。夕方になると独立記念塔はライトアップされてとてもきれいだ。
帰りに道が分からなくなり、バイタクをひろった。しかし、ドライバーは英語が通じずゲストハウスまで帰るの一苦労した。
ゲストハウスに着くと食堂でDVDを流していた。そのときはキルビル2をやっていて、たくさんの宿泊客が見ていた。夜はみな行くところが無くて暇なようだ。
国境

王宮

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カンボジアの選挙後のことで まだまだ国の形が
出来上がっていない頃でした。
中級ホテルの1階が賭博場になっていたり、
薄暗いダンスホールには 客を探す娼婦たちで
溢れていました。
顔など確かめることも出来ないくらいの暗さでした。